参考用の動画撮影失敗
西東京パラグライダースクールのランディング参考動画を撮影するために初級機で3回フライトしましたが全て参考にならない結果となりました。
- そんなうまい練習生はいない
- それが出来たら苦労しない
- 参考にならないと
と声を頂きましたので
はて困った。というか、初心者のフライトは出来ない。気が付けば理想のコースを取ってしまっているので意識してルートを取らなければならないが反射的に修正してしまうので難しい
というわけで他のパイロットにお願いした方が早そうなので過去のランディングをまとめ、画像での解説記事を作成することにします。
参考動画
ランディングコース
誘導に従って黄色のコースをイメージしておきましょう。
ブレークの持ち方、キャノピー、ハーネス、体格でハーフブレークの高さが違います。トグルがプーリーに当たるポイントから10cmづつマーキングするとわかりやすいです。
注意 ラインの素材のダイニーマやケブラーが劣化するので油等を含むペンでは劣化して破断する可能性があるので安易にマーキングしないで下さい。調査後に追記します。
ハーフブレークの参考値
- Aクラス 40cm
- Bクラス 30cm
- Cクラス 25cm
- DやCCCクラス 20cm
らしいです。正確に測定するにはフルストールしたポイントの半分の位置ですが危険ですのでやらないで下さい。実際キャノピーのテストパイロットはそのように測定しているのでデータを調べると載っているそうですので調べたらまたアップします。
自衛隊員の知人の話ですが、スリップしたトラックが木に突っ込みそうになったそうです。その時ドライバーは木を見てしまい突っ込みそうになりましたが、助手席の教官が首を曲げて視線をずらしたら回避出来そうです。
なので間際では見続けることが狙ったとこに降りるポイントです。
ここでの注意点は旋回を右側のブレークを引くのではなく、左側のブレークを上げて旋回することです。ここで高度を失い過ぎると電線や畑に入ってしまいます。なので高度を下げない旋回をします。
逆に高度が高い場合は右側を引いて旋回するとバンクが深くなり沈下が大きくなりますので、テイクオフ直後や高度に余裕があるときに差を確認することをお勧めします。
はい、皆さんは真似しないで下さい。
- 気流の乱れで急降下する可能性がある
- 高度を誤るとクラブハウスに激突する
- 高度が足りなく、地獄谷に落下する
などのリスクがあるのでやらないで下さい。
ごめんなさい。参考動画の予定が全く参考にならない動画になりました。
ここからの本来のルートを解説します。

黄色のライン上をランディングを大きく使うことを意識して、ハーフブレークを維持するのがポイントです。よくある失敗が
- ブレーク操作が雑で揺れてしまう
- 体重移動ではなくブレークで修正してローリングしてしまう
- ブレークを引いているのを忘れて曲がらなくなりパニックなる
- ランディングを大きく使えず、直進してしまい、南の藪に突っ込む
などがありますので基本を大切にひとつづつ練習して下さい。グラハンが大事です。
ちなみに高度が低いとこうなります。

他にまとめて欲しい内容があればご連絡下さい。出来る範囲でまとめたり動画を作成していきます。
最後に過去のランディングをまとめた動画になります。