ウイングキッス朝霧へ
ホームエリアに前日入りをして、早めに行こうと思ったが、久々に目覚ましに叩き起こされ寝ぼけながらの出発。連日の仕事で疲れていたのかな?
朝霧のショートカットルートの展望が良いところでは山頂は雪がチラホラ、気温1℃。今日も上空は寒そうだ。
まずは受付で有名な講師 Oさん二名と遭遇。去年まではJPA会員だけだったが、今年は参加できラッキー
ライブトラック 500円/日
エリア費 2500円/日
テイクオフ送迎 500円/回
なので意外と安いな
雑談をしながら、フリーランスで飛んでる方やいろんな方いて勉強になります。
主にOさんの雑談というなの、講習を聞きながら各自質問する感じです。この2〜3年で自分らの知見を動画などにまとめてパラグライダーとはなんぞやを伝えていきたいと言っておりました。動画の撮影係は突然始まる話を逃さないように大変そうです(笑)
コンディションと一本目
9時には全員集まり、受付を完了しブリーフィング後に一度にテイクオフへ。まだ逆転層が目の前にあり、上がる気配はしない、トンビがトップアウト。他もまだ出てきません。
COOのスタッフ方がダミーでテイクオフ。全く上がりません。
まずは全員でハーフブレークとピッチングをすることに、ピッチング1は通常のピッチング
ハーフブレークまで等加速でブレークをひき、サーチの始まる前にフルリリース、アクセレーションでキャノピーの真下から、ハーフブレークまで引くを繰り返します。
ピッチング2は揺れが大きくなりすぎた際の調整に使用され、ハーフブレークまで等加速で引き、サーチが始まったらハーフブレークで固定して、アクセレーションでフルリリースします。
サーチ中にリリースすると揺れが大きくなり、潰れるので要注意です。
ハーフブレークの目安はBクラス 30cm ,Cクラス 25cm ,DとCCCクラス 20cmです。
king2では20cmのピッチングでは2回目で大きくなり過ぎたので、ピッチング2にすぐ移行しました。※動画撮影できず
このセミナーの今年の課題はハーフブレークだそうです。
コラップスして体重移動やカウンターで回復しない場合やよくわからない場合はハーフブレークすれば基本的には治るそうです。スピンした場合も片翼がダイブ、片翼が失速、旋回中なのでそこからゆっくりハーフブレークポジションにして回復を待つ。 うーん言葉では説明難しいですね。それに聞いたことが間違っている可能性もあるので再度聞いてみます。
ハーフブレークポジションにしておけば、ツイストやストールに入らず回復する可能性が高いのでポジションを覚えておく必要がある。正確にだす場合はストールポイントを調べてその半分の位置に即できるようにする練習。ブレークの持ち方で位置は変わるので要注意
2本目
個人的にking2のテイクオフの方法を聞いて、誰も飛べなく、飛ばなかった状態になり、すみませんでした。

キャノピーの立ち上がる原理はインテークから風が入るのではなく、キャノピーの上下に風が流れることで、内部が負圧になり、空気が吸い込まれることでキャノピーが膨らみます。なので、リーディング(キャノピーの奥、後ろ)から膨らみ始め、最後にトップが膨らみます。
このイメージでするだけで手で勢いよく引くテイクオフが是正されます。要はキャノピーの周りを流れる風を綺麗に等速してしてやることが重要。無風であれ強風であれ、立ち上がりの速度が一定にできることが理想である。手で引くのではなく、腰で引いてやりしっかり荷重をかければ、45°〜70°くらいからはライザーを離しても勝手に上がってきます。その時に爪先立ちのイメージで真上で止めれば、テンションをしっかり感じれ、腰を落とせば荷重がのり、滑空します。上級機の立ち上がったがテンションが全くかかってないまま出て、スタチンを避けられます。実際、先週の大会は何名かそれで落ちたようです。
さて、2本目はスワリングと言われ講師がスカラX、もうひと方 enzoでフライト。トップアウトするが上げきれず
動画は帰宅後に追加します
ガン見して飛びを見たあと自分も続きます。タイミングが良かったのか45分ほどのスワリングができましたが、1150mくらいで上がらず、自分は前にだしたが、トップは後ろの谷の上へ、ちょうどハングとの境界線と重ならない位置ですかね。そこでガーグルを組んでました。行っていいんですね。ここでついていけないのが実力差がですね。つくばでも課題でしたがゆるく大きいサーマルでのガーグルでは初級機に抜かされます。難しいです。やはりよくわからないので今年の課題です。
動画を編集後にフライトは追記します。
360度動画→pcに取り込む撮影時間と同時間かかる→2Dへ加工、8分の動画2本同時で何分かかる。編集に時間がかかりすぎるのでどうしたものか
3本目
皆が2本で満足して午前中は終了となったが、午後からアリーナだがもう1本ぶっとぶつもりだったが、晴れたのでスワリングです。最高高度は同じく1150くらいでエマグラムも上がらない予想だったので上々です。
イメトレは先週の3時間半のフライトで出来てるし、明日は攻めます。
アリーナのグラハン
一番の課題のking2のテイクオフ

このように中心のセルのみ綺麗に広げどこもめくれない状況でインテークが上か正面を向いている。
翼端は風をいれたくないので可能な限り手前にだして、Aラインが左右で各3本、ライザーには2本ついているが、内側の一本のみでライズアップをする。45°ぐらではすぐにキャノピーが落ちてしまうので、しっかりあげて70°くらいでしっかり止めて荷重をかければ問題なくフロントでもテイクオフできることがわかりました。
さすがOさんです。何回かグラハンして特性がわかりこの結論にいたりました。すごすぎます。
これでテイクオフの恐怖はなくなりました。