北海道・富良野でのフライト2日目。
早朝は雲で空が見えず「今日は大丈夫かな?」と不安になりましたが、富良野盆地の秋口は雲海が出やすい季節。
そんな幻想的な雲の景色に包まれながら、気持ちの良い朝を迎えました。
ただし関東から来た体には少し寒く、フリースを着込んでのスタートです。
雲海フライトに挑戦!モーターパラグライダーの魅力
「今日は雲海フライトだよ」と佐藤さん。
モーターパラグライダーなら、雲の隙間を抜けて上に出られるのが魅力です。
ただしタンデムフライトの場合はパワー不足で無理はできません。
しっかり上昇帯を探して高度を稼ぐ必要があり、ここは山飛びと同じ。
改めて勉強になる一瞬でした。
午前中はタンデムフライト!風に合わせて工夫
どんどんお客様と飛んでいきますが、後半は風が不安定に。
ランディングで風がぶつかって乱れる場面もあり、慎重な判断が必要です。
そんな時は、風に流されるトンボを観察!
アプローチ中に危険を感じたら、エンジンをかけ直して上昇しリトライ。
これは山飛びではできない、モーターパラならではの発想ですね。
トンビに学ぶタイミングの大切さ
タンデムの合間に山飛びもトライ。
トンビが上げていたので飛び出しましたが…結果は上がらず💦
降りてみると、数十羽のトンビが一気に上がっていきました。
「ちょっと早すぎた!」と反省。
何度も観察していると、どうやら北西から西側でサーマルが出ている様子。
自然を読むのは奥が深いです。
ランディング練習と夕方の一本
午後はモーターパラグライダースクールの生徒さんが3日目の練習。
重めの練習用キャノピーに苦戦していましたが、風に助けられて立ち上げ成功!
無風でもできるようになり、あとは「止め」のメリハリをつければ完璧です。
夕方になると予報通り雲が広がり、上がる気配はなし。
それでも山飛び組は「ぶっ飛び上等!」とテイクオフへ。
rook4を試乗してもらい、私はmatrixでフライト。
弱めの風でも余裕をもって届くので、テイクオフエリアを少し拡張できれば初飛びも安心ですね。
風がない時は道でのタッチ&ゴーも必要で、まさに強者向け!
明日はピップへ遠征予定!
今日は富良野で雲海フライトやタンデム、練習フライトまで充実の一日。
明日はピップエリアへ遠征し、新しい空を楽しむ予定です!
まとめ:富良野の空は学びと感動がいっぱい
- 富良野盆地の秋は雲海フライトのチャンスあり
- タンデムフライトはお客様と一緒に楽しめる特別な体験
- モーターパラグライダーならではのリトライや観察の工夫が可能
- トンビや風を読むことで自然の奥深さを体感できる
北海道でパラグライダーを楽しむなら、富良野やピップは最高のエリア。
観光ついでにタンデムフライトを体験すれば、忘れられない思い出になること間違いなしです。