パラグライダーは、風の力だけで上昇して滑空するスポーツです。
飛行機やハンググライダーとの大きな違いは、装備重量が10~20kgでナイロンなどで軽量で柔軟な素材で作られており、折りたためば登山バックに入れて運ぶことができます。
飛ぶときは広げて風を入れることで翼の形になり、どこからでも飛ぶことができるため、登山には背負って持っていき、下山は飛んで降りることもできます。
小さい状態の写真とザックの写真
始まりはヨーロッパで登山の下山手段としてでしたが、研究が進みより遠くへ飛ぶことができるようになり、鳥のように上昇気流にのり高く上がることができるようになり、風の力だけ世界記録は600km以上飛ぶこともできます。
タンデムフライトとショートフライト
飛ぶのだなんて難しいと感じるでしょうが誰でも飛ぶことができます。
100m以上の高さを飛んでみたい場合はタンデムフライトがおすすめです。プロのパイロットと一緒に2人で山の上から着陸場まで飛ぶことができます。
タンデムとショートフライトの写真
ショートフライトは小さな坂の上からお客様が一人で地上数mを飛びます。もちろんサポートはしますが、パラグライダーを地上に置いた状態から風を入れて浮遊するまで行います。
パラグライダーを始めるには?
スクールに入校して習うのが一般的で、自動車学校を想像してもらうとわかりやすいです。
始めは立ち上げ練習をして、ショートフライトが一人でできるようになるまで練習をして、機材を購入すれば初飛びです。早い方だと5日くらいで飛べます。
無線で誘導されながら安全な空域を選びます。天候に左右されるスポーツなので、はじめは気流の変化が少ない朝と夕方しか飛べません。
安定した空域で誘導なしで飛べるようになると次は積極的に操作する練習です。どうすれば大きく揺らすことができ、揺れを止める練習します。
揺れを止めれるようになったら、遂に上昇気流に乗る練習です。今までは数分の飛んでいる時間が1時間以上に増やすことができます。しかし、風は見えないので体で感じて上がる場所に居続ける難しさと楽しさがあります。
上昇気流に乗ることができ、課題をこなし、無線誘導なしで自身で降りることができるれば一人前のパイロット証がもらえ、世界中で一人で飛ぶことができます。
毎週2日通うと1年くらいでライセンスが取得できます。車の免許と同じですがパイロット証は初心者マークと一緒なのでこれから練習を重ねてうまくなっていきます。
長いと感じると思いますが、何本か飛んだ時に楽しく仕方がなく、早く飛びに行きたいと心待ちにする方がほとんどです。10年以上飛んでいますが練習不足で思い通りになるにはどすればいいかと日々感じて全く飽きません。
パラグライダーエリアの紹介
西東京パラグライダースクール 以外にも飛べるとこは日本中、世界中にあります。