【パラグライダー初心者必見】ライザーの正しいしまい方と収納のコツ
パラグライダーを長く安全に使うためには、ライザーのしまい方がとても大切です。
ちょっとした油断でラインが絡まってしまい、次のフライト準備に時間がかかることもあります。
この記事では、普通の収納袋の場合・チューブバッグの場合・ライザーをつけたままの場合の3パターンで、きれいに収納するコツを紹介します。
ライザーをそのままキャノピーの中に入れるのはNG!
フライト後、つい面倒になってライザーの先端をキャノピーの中に適当に入れてしまうことはありませんか?
この方法だと、取り出すときにラインが絡まりやすく、再セットアップに時間がかかります。
最悪の場合、ラインのねじれや損傷につながることもあります。
正しいライザーのしまい方の基本
ポイントは、
👉 ライザーの先端をラインの中に入れないこと。
つまり、「ラインに巻き込まれない位置」にライザーをまとめるのがコツです。
キャノピーの生地の外側や、ラインの束の上に軽く置くようにしましょう。
普通の収納袋(ノーマルバッグ)の場合
普通の袋でパラグライダーをしまう場合は、
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キャノピーを畳む前に、ライザーを一度手前に出しておく
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ラインをねじらずに軽く束ねて、キャノピー側に乗せる
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最後に、ライザーがラインの中に入り込まないように確認してから収納
このひと手間で、次のフライト準備がスムーズになります。
チューブバッグ(セルパック)を使う場合
チューブバッグを使う場合は、
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翼端から丁寧にチューブに入れていく
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ラインをまっすぐ整えながら、ライザー部分はチューブの外に出しておく
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チューブの端にライザーをまとめて固定
チューブバッグは便利ですが、ライザーを無理に押し込むと絡みやすくなるので注意しましょう。
ライザーをつけたまま収納する場合
ハーネスにライザーをつけたまま収納する場合は、
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キャノピー側だけを丁寧にまとめる
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ラインの根元に余裕を持たせてから収納
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ハーネスとライザーの位置関係を固定しておく
このとき、ライザーをキャノピーの中に押し込まないのが最大のポイントです。
まとめ:ライザーの位置を意識して、トラブルを防ごう
ライザーのしまい方は地味ですが、準備時間の短縮と安全フライトに直結します。
ラインの絡みはフライト前のストレスの原因にもなるため、日頃から「ライザーの置き方」を意識してみましょう。
今後、写真や動画で具体的なしまい方の手順も紹介していきます。お楽しみに!